2017年05月21日
トリーター:植田

のんびりした気分に

今月は“えのすい”の各所で、「癒し」をテーマにして、テーマ水槽展示や、えのすいトリーターのミニトークを実施しています。
ミニトークでは相模湾の生き物、深海生物、クラゲ、ウミガメ、ペンギン、アザラシについて、展示している現場で飼育担当者から見た、その生物の癒しのポイントを紹介します。
本日は私がウミガメを癒しの観点から紹介しました。

ウミガメの浜辺は、“えのすい”の前の海―相模湾の砂浜をイメージさせるつくりになっています。
ふと目を砂浜部分に目をやれば、海浜植物が花を咲かせる時期だとわかります。
今が盛りは、ハマヒルガオです。


例年このコーナーで、ウミガメの浜辺のハマヒルガオの開花状況を報告してきました。
今年も早めの開花で、4月 25日頃には開花していました。去年よりも若干早めでしょうか。
ハマヒルガオとはいいますが、1日の中で花を大きく開いているのは主に午前中のようです。
日が高くなるにつれて、花弁がしおれたようになってしまいます。したがって、花を楽しまれる方は、午前中の来場をお勧めします。
後、盛りは過ぎましたが、シャリンバイもまだ花を付けている株があります。


ゆったりと泳ぐウミガメの動きに癒され、海浜植物の可憐な花にも癒されてみませんか。

ウミガメの浜辺

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