2017年06月12日
トリーター:加登岡

日々練習

ミナミアメリカオットセイ「アポロ」ミナミアメリカオットセイ「アポロ」

「アポロ」が“えのすい”に来てから 10か月になりました。
イルカ・アシカショー「きずな/kizuna」の中でおこなうダンスの種目はおじぎを除いて全てできるようになりました。後はおじぎができるようになればショーに出られる!
と、思いきやまだまだ課題がたくさんあります。それは屋内にある部屋から屋外へ出ること。これをクリアしないとショーには出られません。

外の環境はいろいろな刺激がたくさんあります。例えば大きな物音が突然鳴ったり、たくさんのお客さまに囲まれたりと、いつもと違うことがたくさんあります。
「アポロ」の場合はそれらが怖くて外に出られないということはありません。むしろ「何?何?」とそっちのほうが気になって行ってしまうのです。

一時、外に出すトレーニングをしていたのですが、そもそも落ち着かないことが多かった「アポロ」。そこで、バックヤードでどんな状況でも落ち着けるようにしてから外に出そうと先輩Tトリーターに助言をもらい、屋内でトレーニングを長らくしていました。
先輩の力に頼りながら、バックヤードでも落ち着いていられるようになりました。そして最近再び外へ出してトレーニングができるようになりました。

現在は屋外に出ても落ち着いていられるようにトレーニングを実施中です。
みなさまの目に入る機会が増えました。かわいらしい顔をした「アポロ」を見かけたらそっと見守っていてください。
「アポロ」と一緒にショーに出られるように日々練習中です。

イルカショースタジアム

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