ミズクラゲのポリプみなさんご存知の通り、“えのすい”ではたくさんのクラゲたちを飼育しています。
目をこらさなければ見えないほどの小さな子クラゲからおとなのクラゲ、更には浮遊生活をする前のポリプの状態も多くの種類を飼育しています。
「このクラゲを展示したいなぁ」「もっと数を増やしたいなぁ」と思った時にポリプに刺激(水温の変化など)を与えてクラゲを遊離させています。
そのなかでもミズクラゲのポリプは数多く飼育していて、毎年新しいポリプを増やしています。
今年の新しいミズクラゲのポリプたちはこんな感じです!
ポリエチレン製の食品密封容器で飼育をしています。(右側の写真のオレンジ色の粒々がポリプ)
新しくポリプを増やすときは、成熟したメスのからプラヌラ幼生を採取して、海水を入れたこの容器に入れ、底やへりにプラヌラ幼生がくっ付くの待ちます。
くっ付いてポリプへと変化したのが確認できたら餌をあげていきます。
はじめはポリプもとても小さく、餌をあげたら水換えをしなければいけないので、なかなか手間もかかるのですが、だんだんと大きくなって数が増えるようすを見られると嬉しくなります。
今年もみなさんにたくさんのミズクラゲたちをご覧いただけるように、コツコツ頑張っていきます!
ちなみに、ミズクラゲのポリプはクラゲサイエンスに展示していますので、ぜひじっくり観察してみてくださいね。