今年もこのクラゲの時季がやってきました。
これまでは南の風が吹いた後、砂浜に打ちあがってくるカツオノエボシを採集して展示していましたが、今年の初カツオノエボシは、江の島定置網に入った個体を譲っていただき、きょうから展示を始めました。これから波打ち際で下を向いているトリーターをたまに見かけると思いますが、決して落ち込んでいるわけではありません。一生懸命、青いクラゲを探しているのです。
さて、青いクラゲといいますと、先月より展示を始めましたブルージェリーがだいぶ青くなりました。一番大きな個体は 5月 15日生まれで、もうクラゲプラネットで展示している個体と同じくらいの大きさまで育ちました。そして、ヒョウガライトヒキクラゲも傘を良く見ると全体的に青みがかった色になってきました。ヒョウ柄に注目してしまうかもしれませんが全体的な色合いもよく観察してみてください。