2017年07月12日
トリーター:櫻木

DIYもトリーターの仕事

“えのすい”のオタリアやオットセイのメンバーが普段休んでいる通称「屋外獣舎」。仕切りで各部屋に分かれています。オタリアのメンバーは体も大きくちょっとした隙間や天井付近から外に出てしまうなんてことはありません。ただ、オタリアに比べ小柄なミナミアメリカオットセイには抜け出すことの出来る隙間があります。

そこで、日曜大工も大好きな私に隙間を埋めてくれないかと注文があり、作成に取り掛かりました。
今回は限られた資材、動物が触れても怪我のしない物で壊れにくいことを前提とし、海水による塩害にも強いことも重要でした。
15cmほどの隙間はプラスチック段ボールで仕切りを増設。塩化ビニールパイプとトリカルネットを組み合わせ、採寸通りに組み立て天井付近の隙間もご覧のようになりました。


獣舎のリフォームも無事に完了し、オットセイのメンバーにも屋外獣舎を自由に使ってもらえるようになりました。ものづくりで男心もくすぐられ、これで動物たちも安全に生活できると思えば嬉しいものです。
欲をいえば、周囲の同化するような色合いにしたかったですが、今回はあきらめます。

イルカショースタジアム

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