アカカマス今が旬!アカカマス
展示場所:沿岸水槽
カマスの仲間はちょうど今頃が旬なので、お魚屋さんなどで見かけることが多くなっています。
相模湾では、多くの定置網によく入網するので“えのすい”にも時折やってきます。
しかし、鱗が剥がれやすいために体が傷つきやすく、その多くが長生きしません。
そんな中でも、現在展示飼育中のアカカマスは搬入の時から展示までの工夫を重ねて、1年ほど飼育ができています。
海底でゆらゆら・・・ウミエラの仲間
展示場所:深海Ⅰ
ウミエラの仲間は、クラゲやサンゴなどと同じ刺胞動物です。
20~ 40対ほどの葉状体をもち、各葉状体には多くの個虫(ちっちゃいイソギンチャクのようなもの)が集まって群体をつくっています。
この姿が羽毛のようにも見え、まるで“海底に立つ羽ペン”にも見えることから、英語名では「Sea-Pen」と呼ばれます。
伸縮自在で海底にもぐったり、海中に大きく葉状体を広げたりしています。
ホウボウによく似ているけど、ちょっと違うカナガシラ
展示場所:冷たい海
胸鰭を大きく広げて、威嚇したり海底を滑空したりするホウボウによく似た魚です。
カナガシラの胸鰭には派手な水玉模様はなく、体色もホウボウに比べると若干地味です。
カナガシラもアカカマス同様に秋から春にかけて今頃が旬な魚で、定置網にも入網するのですが、お魚屋さんではあまり見かけない意外とレアな魚です。
派手なホウボウもいいですが、“いぶし銀“のなかなか渋い魚です。