昔から、お盆を過ぎたらクラゲが増えるから海に入ると危険!といわれていますが、本当にクラゲが多いのはお盆すぎだけでしょうか?
「えのすいクラゲの日」に参加されたみなさまはよくご存知だと思いますが、クラゲは冬でも海にいます。
春は日本各地でクラゲが大発生する時期です。
では、なぜお盆すぎにその存在が目立つのでしょうか?
ひとつはこの時期に海水浴客が多いからでしょうし、もうひとつは刺されたら痛いクラゲ(刺されても痛くないクラゲもたくさんいます)が、大人になって大きくなる時期、ということではないでしょうか。
お盆すぎは、江の島ではアンドンクラゲやリュウセイクラゲ、風にのって流されてくるカツオノエボシやギンカクラゲなどがみられます。
そのうち刺されると痛いのはアンドン、リュウセイ、カツオノエボシです。
これらは硝子細工のようでとても綺麗ですから、危険だとわかっていてもついつい触りたくなってしまいます。
特にカツオノエボシとギンカクラゲは美しい緑がかった青(納戸色)~群青色をしていて、海で出会ったときには大感動です。