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えのすいトリーター日誌

2018.09.07 トリーター:山本

2018/09/07 丸くて可愛い! カイウミヒドラのクラゲ


「カイウミヒドラ」このクラゲを知っている方は、かなりのクラゲ好きなんじゃないでしょうか。花クラゲ目(ベニクラゲやオオタマウミヒドラなどと同じ)に属し、ポリプは貝などの背中に寄生して生活をします。
「オオタマウミヒドラ」や「カイヤドリヒドラ」など、「~ヒドラ」という名のクラゲがたくさんいるので、どれがどんな形だっけ?と、ごちゃごちゃになってしまいます。(笑)
8/24から「ウミヒドラ属の一種」としてクラゲサイエンスで展示を始めました。大きさが2㎜~3㎜ほどのクラゲですので、さらっと見逃してしまっている方も多いかもしれませんね!
実はこのクラゲ、昭和天皇のご研究を紹介しているコーナーに置いてある「相模湾産ヒドロ虫類」という本(いちばん下にある本です)の、現在開かれているページに載っているクラゲなんです!


この本は英語で書かれているので、もしこれに気が付いた人がいたら相当な強者ですね…!

さて、このクラゲはどこから来たのかと言いますと、オオグソクムシにこのクラゲのポリプがついていたんです。今から大体5か月前の4月2日にそのオオグソクムシはやってきました。体にはわしゃわしゃと大量のポリプが…!


表も裏もびっしりです…!


「かゆいよーーーーー」って思ってそう。


拡大するとこんな感じです。
オオグソクムシにクラゲのポリプが着いている所は見たことがなかったので、すごく驚いた覚えがあります。そのオオグソクムシからポリプを引っぺがし、瓶にくっつけておきました。その時すでにクラゲも遊離しており、その形から「カイウミヒドラ」とわかっていたのですが、すぐに居なくなってしまったので展示できず…。そのため、またクラゲを出してくれることを願いながらポリプにちょこちょこ餌を上げていたら、瓶の中でどんどん増えました。そして、最近になってクラゲが遊離し始めたのです。それがこちら↓


触手は8本! 丸っこくて可愛いですね!
クラゲを遊離したことはもちろん喜ばしい事なのですが、一つ引っかかります。
「なぜ急に、今になってクラゲを出し始めたんだろう…??」
給餌を継続したことでポリプの栄養状態が良くなったからなのか、季節の変化を感じ取っていて、この時期になるとクラゲを出すのか…もちろんクラゲ生産室での飼育環境は季節によって変化しません。
水温を下げるとポリプからクラゲを遊離させることがわかっているミズクラゲでさえも「何も変えてないのになぜ今!?」というタイミングでクラゲが遊離することがあります。
クラゲには脳がありません。つまり、クラゲのことを考える時に「この子は○○って思ったのかな?」というような、そういった人間の感情的に考えることが出来ません。ある意味客観的に考えられるわけなのですが、脳がある我々には「考えずに生きる」ということが考えにくいのです。…何を言っているのか分かんなくなってきました(笑)
とにかく、今回カイウミヒドラのポリプからクラゲが遊離した理由が必ずあり、何か「環境の変化」があったはずなのですが…結局わかりません!!(笑)
こういうことを考えるのもクラゲ飼育の楽しさなのだと、改めてカイウミヒドラが教えてくれました。

話がそれちゃいましたが、このカイウミヒドラはまだ生産室でポリプからクラゲが出ていますので、しばらくは展示が続けられそうです。ただ、いつまたクラゲの遊離がストップするかわからないので、クラゲファンのみなさんはぜひ今のうちにご覧くださいね!!

今上陛下のご研究コーナー


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