2018年10月13日
トリーター:笠川

オバケっぽい

インドネシアンシーネットルインドネシアンシーネットル

10月はハロウィン。オバケみたいな生き物なら、クラゲがぴったりですね。
ほとんどのクラゲが透明であったり、半透明です。
そして、ゆらゆらと口腕や触手をたなびかせて漂います。
スケスケで、ゆらゆら、まさにオバケっぽい。

以前、女性のお客さまが、シーネットルなどの口腕の長いクラゲを見て、
「キャー!?腸が出ちゃっているみたい!!!」
といっているのを見かけました。
人によって、本当に見方はさまざまだし、いろいろな感性があるのだなと勉強になりました。
オバケみたいだなと思いながら見ていくと、なんだかかわいく見えてきませんか。
ぜひ、ハロウィンのときの仮装に、クラゲオバケを考えてみてはどうでしょうか。

クラゲがスケスケだということで、胃袋も丸見えです。
お腹が空いた状態か、いっぱいの状態かは見ればすぐわかります。
つまり、何を食べたかも丸見えです。
魚を捕まえて食べるようなクラゲたちには、シラスをあげています。
活餌を毎日あげるのは難しいので、生シラスを冷凍しておいて、少しずつ解凍しながら使っています。
決して、シラスサイエンスのシラスではありません。漁師さんのお店で買っています。
シラスをあげると、見事に胃の中に入っていきます。
そして、クラゲの胃の中のシラスと目が合います。
ホラーです。
傘の上の方に胃袋はあります。
ぜひ、何を食べているか見てみてください。
私たちも、クラゲの日常管理として、ちゃんと食べているかどうか、餌の量は適当かどうか、ちゃんと消化できているかなどを見ています。

クラゲファンタジーホール

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