2019年が始まって早一か月が経ってしまいました。江の島ではミズクラゲのエフィラが採れ始め、そろそろ春のクラゲであるシミコクラゲやカミクラゲも来るんじゃないかなーとワクワクしている最近でございます。
世間ではインフルエンザが流行っておりますね。みなさまお気をつけて。
それでは、今週のおすすめです。
アンドンクラゲ
季節外れの登場です。アンドンクラゲは、夏に海で大量発生し、刺されたことがある方もいるのではないでしょうか。そのため、やや憎まれがちなクラゲですが、クラゲの中でも光を受容する器官がとても発達していたり、泳ぐスピードが抜群に早かったりと、機能的で格好いい魅力を持ったクラゲです。
クラゲ生産室にいるポリプからクラゲが遊離し、ようやくセンチ単位の見られる大きさになりました。めでたい!
2018年の夏は、あまりアンドンクラゲが発生せず(どうやら他の地域でも異例の少なさだったようです・・・。)展示期間も短かったので、見逃した方もいるのではないでしょうか。
いま展示している個体は、自然界だとだいたい 7月くらいに発生するサイズのかわいいものです。大きくなるといいな。しばらく展示できるように頑張りますので、ぜひこの機会にご覧ください。
ドフラインクラゲ