2019年08月11日
トリーター:櫻井

細部にまでこだわりを

相模湾大水槽は、目の前の海、相模湾を模して作っています。
水中だけでは無く、陸上の岩組まで、まるで江の島の一部を切り取ってきたかのような景観です。
これは相模湾大水槽だけではなく、全ての展示水槽でトリーターのこだわりがあり、環境展示を日々極めています。
最近力を入れている潜水班の活動も、このクオリティの高い展示を作りこむのに欠かすことの出来ない、水中のようすを調べる潜水調査がメインとなっています。

話を相模湾大水槽に戻して、その景観は細部にまでこだわっています。
もしかしたらお客さまからは見えにくいかも知れません。
見えないところにまでこだわるのは、職人技ですね。
ここで一つ、その細部までこだわった景観をご紹介しましょう。

海のGとも呼ばれるフナムシ君です。
大水槽の上の、自然さながらの擬岩の上を、自然さながらに かさかさ生活しています。
水際をかさかさ動くようすはもう、自然そのもの。
このクオリティはかなりのものです。
フナムシ君好きの私としては、ぜひこの景観を見ていただきたい・・・!
よーく目を凝らせば、かさかさ動いてるので、ぜひ相模湾大水槽の上、擬岩にもご括目くださいね。
ちなみにこのフナムシ君は、意図せずいつの間にか増えたものです。


フナムシ君

相模湾ゾーン

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