その巨大なホールですが「ここまで高い必要がある？！」と言いたくなるぐらい高い天井。そして、オシャレな装飾がいたるところにあります。


ジョージア水族館の1番大きな水槽へ続く通路です。
注目は子どもたちがいる通路。見たこともないぐらい遅い動く歩道です。
おそらく世界一遅いでしょう！
「これ必要？！」と思いますが、現に子どもが楽しそうに乗っています。
そして、そんな私も乗りました・・・


暖かい海の水槽です。来館者の大半はここの前で立ち止まって、しばらく水槽を見入ります。
この水槽で驚いたのはサンゴが生育していること！
羨ましいほど、サンゴがいきいきしていて、繁茂しています。


水中だけでなく、水槽内や水槽の外周りの装飾の多さ、そしてクオリティーの高さ！
水槽前でたたずんでいるお二方はシロイルカのバックヤードツアーの参加者。参加者だけが貰える各種かばんが非常に良かった！
当然、売店では売ってません。


水槽の展示だけでなく、ヒゲクジラの骨格レプリカを展示しているというより、置いてあります。
ほぼ原寸大で完成度の高いレプリカを順路の装飾に使う・・・　
スケールが違います！


バンドウイルカの展示です。
このプールは来館者が見るのを重視していると思います。
なぜなら、飼育員にとっては、このように水中に色々と造形物があると使い勝手が悪くなります。
当然、掃除も大変・・・。


続いて、イルカショーを行うプール。華やかですねぇ～！
さまざまな照明が天井からだけではなく、水中からも照らします。
そして、ステージ後方上部のモニターがあえて四角ではないのが、また凄い！


出口の垂れ幕に日本語の表記があって驚きました。
しかし・・・
出口なのに「ようこそ。」そして「お待ちしいます。」
こんなオチャメな面もありました。


鈴木さんと一緒に写っている方は売店の職員で名前をダリアスといいます。
バックヤードを視察した後に何げなく売店を見た時に、彼が物凄く視線を合わせてきました。
「何だ？どうした？！」と思いつつも視線を合わせていたら、なんと彼の方から近付いて来ました！
写真ではにこやかですが、肩の盛り上がり、腕の太さなど日本人ではありえない体格です・・・
一抹の不安はありましたが、せっかくなので話をしてみようと決断！
そんな彼の第一声はなんと！
「こんにちは」でした・・・
日本語で話しかけられると思っていなかったので驚きましたよ。
ダリアスは日本語を勉強していて、日本人だと思ったから話しかけたということ。
「日本のアニメやマンガが好きなの？」と聞いたら、「日本語が好きで勉強している」とのことでした。
全く想像していなかった返答でしたが、なんか嬉しかったです。

そんなダリアスは日本人と話をしたくて、たどたどしい日本語ですが一生懸命話しかけてくれました。
そして上手く話せないことに対して、恥ずかしいという思いなど全く感じられません。
そんな彼の意欲というか、向上心は見習うべきだなぁと思いました。
会話の中で道を尋ねようとスマートフォンで地図を見せたら、漢字が出てきてしまい、それを見たダリアスが
「おぉ～漢字・・・難しくてわかりません・・・」
ゴツイ体格ですが、気がやさしく、愉快なダリアスはGreat！です。（笑）

今回の出張では会議の参加や色んなトラブルだけでなく、このような楽しい出会いもありました。
全ての人がとは言いませんが、やはりアメリカ人はフレンドリーですね。

さて、次回は今回の出張の最終地となるシカゴでの視察について、ご報告いたします。
いつまで続くのやら・・・ ですが、鈴木トリーターの日誌と合わせて楽しみにしてください。