2020年01月13日
トリーター:大下

行ってまいりました!シカゴ!

本日、成人式を迎えられた方々、おめでとうございます。
と言いつつ、成人式とは全く関係のない内容です…ここまで書き綴った海外出張の話を今回で終わらせてください。ようやく最終地であるシカゴにたどり着きましたので…


シカゴと言えば、やはりシェッド水族館でしょう。五大湖のほとりにある水族館です。
建物自体が歴史を感じさせ、非常に荘厳です!! 右の写真は入館口ですが、かなりこだわりを持つ門構えで、このたたずまいで来館者を出迎えるシェッド水族館に私は入る前から圧倒されます。でも、私は2回目でして、到着した時には「再び来たー!!」と思いつつも、何か感慨深いものがありました。


シェッド水族館の象徴と言っても、言い過ぎではない展示です。
非常に歴史を感じる水槽で、あえて“古さ”を前面に押し出しています。
解説は魚の写真ではなく、レトロ感が満載な絵です。あえての統一感にセンスが光ります!


サンゴの展示です。驚きなのは水槽周りのサンゴの造形物の多さ! そして、造形サンゴに見劣りしない展示のサンゴの多さ、そして非常にいきいきと生長していること!!
飼育員にとって、この造形物の多さは物凄く高いハードルでしかありませんが、シェッドの職員は見事に展示内のサンゴを生育させて造形サンゴに打ち勝ち、ハードルを飛び越えています!!


特別展の水槽なのですが期間限定にも関わらず、非常にクォリティーが高いです。
海水の透明度は恐ろしく澄んでいて、魚の状態も非常に良好でした。(水槽内の良さをお伝えできる写真が取れませんでした…)
不思議だったのは水槽内にはエアレーションがなく、水流もほとんど見られず、コケが全く付いていません。どのように維持をしているのかが不可解?! でも知りたい!!


子供が遊べる施設です。左はペンギンの展示を模していて、擬岩や巣穴があります。
右は潜水艦です。さまざまな計器やレバー、潜望鏡が付いていてかなり本格的です。
両施設ともに子どもだまし的な感じはなく、非常に精巧に作り込まれています。
私も入って触ってみたかったのですが、子どもたちがホントに楽しそうに遊んでいたので、さすがに入れませんでした。


水族館内のフードコートの看板です。これを見て何か気づいた方は鯨類マニアだと思います。書かれている「バブルネット」とはザトウクジラの摂餌方法です。そして、そのザトウクジラの食事とわれわれ人の食事とをかけてネーミングしています。

駆け足でシェッド水族館を紹介しましたが、とにかく展示はセンスが輝き、生物の状態も良く、さまざまな設備があって羨ましく、とにもかくにも相変わらず、非常に素晴らしい水族館でした。
みなさんも行く機会がありましたら、ぜひ、立ち寄ってみてはいかかでしょうか?

ようやく、この回をもって海外出張の報告を終わりにします。この出張では当館の取り組みを世界へ発信ができ、良い経験を積み、さまざまな方々との出会いもあり、いろんなトラブルも乗り越え、ホントに実り多き出張でした。
盟友(私見です…)となった鈴木さんとは発表の作成では生みの苦しみをともにし、アメリカではともにハラハラしながらも、何とか全てを無事に終えることができました。
鈴木さんは私におんぶに抱っこと言っていましたが、私は今回を通じて、鈴木さんからさまざまなことを学び、さまざまな面で背中をかなり押してもらいました。
そして、2人でニューオーリンズ、アトランタ、シカゴの街をたくさん歩き回り、アメリカを肌で実感することが出来ました。いやぁ~ホントに凄く歩きましたよ。

最後に私の念願が叶ったのをご紹介。


今回、移動の間隙を突き、鈴木さんも巻き込んで、見てきました!!
名前は“ス―”と言います。どこの何者か?!は鈴木さんのトリーター日誌でお答えします。
鈴木さんに振っておきますので、お楽しみに!
長きにわたり、お付き合いいただき、ありがとうございました。
最後の最後に一言だけ言わせてください。決して旅行記ではありませんよ!
“海外出張”ということだけはちゃんと覚えておいてください!(笑)

関連日誌
2019/09/23 行ってまいりました!国際会議!
2019/10/05 行ってまいりました!国際会議! 2
2019/10/15 行ってまいりました!国際会議! 3!
2019/11/09 行ってまいりました!アトランタ!
2019/12/01 行ってまいりました!国際会議! 4
2019/12/23 行ってまいりました!アトランタ 2!

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