3月25日、静岡県の某漁港にて、「オオサルパ(単独個体)」を見つけました。一見クラゲに見えますが、実は全然違う「サルパ」という生き物の仲間です。サルパは、分類的には「脊索動物門・タリア綱・サルパ目」に含まれる生き物を指します。つまり、クラゲたちが含まれる「刺胞動物門」とは、「門」の段階で異なる、まさに全然違う生き物です。脊索動物門には、タリア綱の他に「オタマボヤ綱」・「ホヤ綱」が。タリア綱には、サルパ目の他に「ヒカリボヤ目」・「ウミタル目」がいます。海でよく遊ぶ方は、もしかしたらこのどれかに含まれる生き物に出会ったことがあるかもしれませんね。