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えのすいトリーター日誌

2020.10.25 トリーター:西川

2020/10/25 ゾンビワームが愛らしい


だんだんと気温が低くなってきて、水の冷たい深海生物の飼育水槽に手を入れるのが辛い季節になってきました。今回紹介するホネクイハナムシOsedax japonicus
(俗称:ゾンビワーム)もそんな冷たい水の中で暮らしています。


ホネクイハナムシは深海に沈んだクジラの骨(鯨骨)に棲みつき、そこから移動することはありません。この仲間は世界で11種類(未記載種を含めると約30種)が報告されていますが、“えのすい”で飼育しているホネクイハナムシは他の近い種と比較すると浅い水深で暮らしています。(採集地:鹿児島県野間岬沖 水深225m)
それでも水温は約10℃。その冷たさは10秒ほど触っているとジンジンと痺れてくるほどです。この間温泉に行った時の水風呂の温度は16℃でしたので水風呂よりも冷たい、言うならば冷水風呂の中で暮らしているのです。釣り餌に使われるゴカイと同じ環形動物に分類され、お世辞にもかわいいとは言えない見た目をしています。

そんなホネクイハナムシですが、“えのすい”では繁殖に成功しています。寿命が3-5ヶ月程度と短いながら、展示開始から約3年半その命を絶やすことなく展示を継続しています。
今年の夏は繁殖が上手くいかず不安な時期もありましたが、現在は「深海Ⅰ~JAMSTECとの共同研究~」の鯨骨に付着したたくさんのホネクイハナムシが次々と繁殖していて絶好調です。

かわいいとは言えない見た目と言いましたが、私は気持ち悪いとも思いません。大きな動きはありませんが水流などの刺激に対して揺れたり伸び縮みしたり、そんな姿をみていると愛らしくも思えてきます。
鯨骨からエネルギーを得ることから学名のOsedax はラテン語で“骨をむさぼり食う者”という意味を持ち、また一方ではゾンビワームと呼ばれていたり、あまり人に好かれる要素は持っていませんが、そんなものは人間が後付けしたものです。じっとホネクイハナムシと向き合って隅々まで観察してみると、私と同じようにかわいい一面を発見できると思います。

大人の指先程の大きさで虫めがね越しになりますが、是非じっくりと観察してみてください。

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-


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