2021年09月12日
トリーター:櫻木

ごみの放置はやめましょう

私は釣り好きです。

釣りで採取した魚は魚類の担当者がケアをして展示に生かしてくれることもあり、それがお客さまの楽しみにつながってくれるとなるととても嬉しくなります。
とはいえ、最近は密を避ける意識からか外なら大丈夫?と釣りを楽しむ人が増えたとのニュースを見ました。
増えることは問題ではなく、むしろ釣りを通して海に興味を持って貰うことは良いことだと思います。ただ、非常に残念だなと思うのがマナー問題。

マナーもさまざまなものがありますが、今回はごみについてのマナーです。
釣り人たちの中には来た時以上に釣り場をきれいにして帰るという方が居ます。私もこの考えに賛同しており、最低限、自分の出したごみは持ち帰る事ができればある程度、きれいな状態が保たれるはずです。
でも、現状はそうではないようです。漁港などでは特に深刻な問題で、そこで働く人々への迷惑にもなり、結果漁港内での釣り禁止などに繋がっております。ごみの放置はそこに暮らす動物や働く人々に迷惑をかけ、釣りを楽しむ人からも釣り場をなくさせてしまいます。それはいかがなものか。
深刻に考え、環境を改善していきたいものです。

そこで私が実践しているのは、「ごみになるものをごみ袋にする作戦」です。
説明はこの名の通りです。自分で出したお菓子の袋などをごみ袋にして、釣れないなーなんて時間に釣り場のごみを集めること。
足元に目を向けると大小さまざまなものが本当にたくさん落ちており、ごみ袋をいっぱいにすることを目標に頑張ってみるのも楽しいものです。
楽しみながらきれいにできる。なんてすてきなことでしょう。みなさんも釣り場に限らず、試してみてもらえたら嬉しいです。

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