飼育している生き物の成長が目に見えるのは本当に嬉しいものです。
先日はトリーター日誌［2022年7月23日　ヤドカリ変態］で「エタジマホンヤドカリ」（土下座！エ「タ」ジマホンヤドカリを「ダ」と勘違いしており、先日お客さまに誤りを教えていただきました。お客さまありがとうございます！）の変態しながら成長していくようすを紹介させていただきました。

今回はオオカマキリの成長について紹介します。
カマキリは不完全変態をする昆虫です。
ヤドカリほど子どもからおとなになるのに、姿かたちが大きく変わるわけではありませんが、子どもの頃はない羽根がだんだん生えてくるなどの変化を遂げます。
テーマ水槽が始まる前の 6月、カマキリを探しました。
カマキリが卵から誕生するのはアジサイがつぼみの頃。 4月～ 5月頭くらいでしょうか。
なので、 6月はまだちいさな子カマキリしかいません。
小さいので探すのも一苦労。
休みのたびに草原に繰り出すも、なかなか見つからない。
こういうのは何気ないときには見つかるのに、探すと見つからないものです。涙。
そんな非力な私を助けてくれたのは、ダンゴムシ採集でも大活躍の櫻井トリーターと横浜在住の親友（ 3児の母）でした。
記憶があいまいですが 3～ 4cmくらいだったかな。かわいい。
大きく育てようとせっせとお世話に励みました。
テーマ水槽が始まるまでバックヤードで脱皮し、展示に出てからも 2回ほど脱皮し、大きくなっています。
羽根も小さいのが生えてきました。
すっかりおとなになるのは秋なのでしょうが、テーマ水槽の展示期間である 8月 31日までにどのくらい大きく成長してくれるのか、楽しみです。

［テーマ水槽　自由研究～えのすいトリーターたちの「生き物すごいぜ！」～］