2023年06月07日
トリーター:杉村

コンペイトウの赤ちゃん、再び登場!!

先月の終わりの 5月29日から、太平洋の冷たい海水槽で大人気のフウセンウオ&コンペイトウ水槽で、大きさ 2cmほどのコンペイトウの赤ちゃんの展示を始めています。
コンペイトウの赤ちゃんの登場は、昨年 10月に続いて 2回目です。

今回登場した赤ちゃんたちは、2023年1月21日にバックヤードで孵化した子たちで、日齢にして137日目( 6月7日現在)です。
孵化した赤ちゃんは、全部で 200匹を超えていました。
赤ちゃんたちの両親(親魚)は越前松島水族館から、2022年の5月に繁殖用にやって来ました。
コンペイトウの親魚からの繁殖(産卵~孵化)は、“えのすい”では初めてのことで、これまでおこなってきたフウセンウオの繁殖育成の経験がとても役に立ちました。
孵化した当初の大きさは、数mm程度でしたが、餌用のプランクトンをたくさん食べて、1か月後には大きな個体で 1cm近くまで成長しました。
育成開始時は、生きたプランクトンを与えていましたが、今では保存の効く冷凍の小さなエビの仲間をたくさん食べるようになり、日に日に成長しています。
展示用の赤ちゃん水槽に入りきらない兄妹たちが、バックヤードにまだ 200匹近くいますので、もっと大きく成長したら、フウセンウオと一緒にたくさんのコンペイトウたちをお見せできると思います。

ちなみに、昨年 10月に登場した赤ちゃんたちは、すでに展示水槽内に放していて、フウセンウオと同じくらい・・・それよりも大きくなってきた・・・

これからの太平洋をお楽しみに!

太平洋

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