2023年09月17日
トリーター:唐亀

お絵描き水槽

相模湾大水槽のダイビングショー「フィンズ」がリニューアルして2か月ちょっと経ちました。水中カメラで撮影する魚のリクエストを相模湾大水槽のアクリルガラスに貼ったシートに「絵」で描いてもらって、そこからえのすいトリーターが選んで紹介します。気になっていながらも、名前のわからない魚をリクエストしていただくにはとても良いと思います。水槽の中の魚をよく見て特徴をとらえて描いていただければとても判りやすいです。

ときどき水槽の中にいないものを描いてくださる方もいて、タコやカニ、某猫型自動人形などがありました。また、小さなお子さまですと、ちょっと難解な場合もありますが。

描いていただく魚の中で一番多いのはエイです。次いでウツボ、サメでしょうか。目立つからかスギやツバメウオもよくリクエストに上がります。しばしばアクリルガラスの底近くにコバンザメがくっついていて、普段は見えないのですが稀に上に移動するときがあり、タイミングが合うとコバンザメを描いてくださる方もいらっしゃいます。レアなものですと、ニセクロホシフエダイやコロダイがありました。

ときどき、「リクエストの絵を描いてください」と促しても恥ずかしいのか、なかなか描いていただけない場合もあって、そんなときはちょっと変な汗が出ることもありますが、幸い全くリクエスト無しということはありません。最初のおひとりが描いてくださると、ぽつぽつと前に出て絵を描いてくださいます。

みなさま、“えのすい”へお越しの際にはぜひ、相模湾大水槽に魚の絵を描いていただきたいです。むしろ魚の絵を描きに“えのすい”にお越しください。
相模湾大水槽前でお待ちしています。

フィンズ

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