2024年01月15日
トリーター:黒川

うれしい言葉

みなさん、こんにちは。
相模湾大水槽で夏からお送りしているダイビングショー「フィンズ」はご覧いただけましたか?
このフィンズは、お客さまに相模湾大水槽の中で見たい魚をイラストで描いてもらい、みなさんからいただいたリクエストの中から、魚たちを選んで紹介していくショーです。

12月30日、フィンズのMCを終えたあとに、なんともうれしいお声がけをもらいました!

小さな女の子と、そのお母さまから声をかけてもらいました。
「前にも黒川さん(私)のフィンズを見たんですけど、それから家でフィンズごっこをやるんですが、この子が「くろかわで~す!」って黒川さんの真似をするんです。
私(お母さま)が黒川さんのこともあるんですけど。他の人のフィンズも見たんですが、真似するのはいつも黒川さんなんです。」と声をかけてくださったんです!!
黒川のショーのMCの真似をしてくれているなんて!

もう、うれしくてうれしくて、年が明けても、何度も思い出してにんまりしています。
そのことを話すお母さまのジェスチャーを見ると、いつも私が片手を上にあげて自己紹介する癖まで完コピしてくれているようでした、、、!!!!
とってもうれしい、、、!!!!

水族館の飼育員の仕事内容は幅広く、「生き物の飼育」など一言では表せないくらいたくさんの仕事があり、なんでもできるスペシャルトリーターもいますが、みんな得意、不得意な仕事があるんじゃないかなと思います。

私は、物事を深く突き詰め考える研究や、分かりやすい構成で正確な文章を書かなくてはいけない論文などはすごく苦手。
ですが、大勢の人前に出て、注目され、目立つことは大好き!
私が「水族館で働きたい!」と思った一番初めのきっかけも、イルカショースタジアムを沸かせる櫻木トリーターや、相模湾大水槽を華麗に泳ぐダイバー、スポットライトを浴びて夢中になって魚たちの話をするトリーターたちに憧れてでした。

そんな大好きな仕事をしていて、私のショーが女の子の心に残ってくれただなんて。
水族館のショーの主役はもちろん生き物たちなのですが、その生き物たちの魅力と一緒に、お客さまの心に「“えのすい”で見たショー」が残ってくれたのかな、と思います。
声をかけてくれた女の子とお母さまがするフィンズごっこの中でも、相模湾大水槽でくらす魚たちが登場していて、もし魚に興味を持ってもらえたら、ショーをやっていてこんなにうれしいことはないです。
「お客さまの心に残るようなショー目指して精進するぞ!(大声)あと、苦手な研究なんかも、頑張るぞ(小声)」と思いました。

私の想いをがっと書いたトリーター日誌になってしまいましたが、トリーターたちはみんなそれぞれ熱い生き物への想いを持ってショーのステージに立っているので、ぜひ“えのすい”の熱いショーを見に来てくださいね!

相模湾ゾーン

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