2024年03月09日
トリーター:中村

中村調べ 10

みなさんこんにちは!
今回紹介する水槽は、クラゲファンタジーホールとクラゲサイエンスの間にある水槽です。この水槽にもたくさんの種類の魚たちが暮らしています。

ここは、相模湾では見られないような魚たちを展示しています。
その中でも一番目立っているのは、オオカミウオです。
鋭い歯を持っていて、怖い顔をしています。そんな見た目とは反対に、中でも一番大きいサイズのオオカミウオは、最初は餌付け棒を使って口の前まで餌を持っていかないと食べてくれませんでした。
少し怖がりな性格をしていて、食いしん坊な他の魚に餌を横取りされてしまうので、ご飯をあげるのが大変でした。その後、新入りのオオカミウオがやってきたのですが、その子たちは育ちざかりで食欲旺盛だったのもありとても元気! すごい勢いで餌を食べるので先住オオカミウオの餌を何度も横取りしていました。先住オオカミウオも最初は勢いに押されていたのですが、最近は「これではだめだ!」と思ったのかはわかりませんが、お気に入りの岩穴から出て、自分で餌を食べにくるようになりました。今では仲良く一緒に岩穴に入っていることもあります。他にも、いろんなオオカミウオ写真をどうぞ!

真ん中が一番大きいオオカミウオ真ん中が一番大きいオオカミウオ

新入りのオオカミウオたちは食欲旺盛なので、餌をあげるために水槽の蓋をあけると水族館のイルカのように水面から顔を出して待っています。

朝、水槽を覗きに行くとオオカミウオにフサギンポが挟まれて底にじっとしていました。
まるで、フサギンポが自分はオオカミウオだと思っているかのような表情をしています。

太平洋

RSS