この四日間、ショースタジアムの動物たちのようすはどうだったかというと、普段とは違う雰囲気を察して、気持ちが高ぶっているようでした。

特にイルカたちは、好奇心旺盛なので、作業されている方々をアクリルガラス越しに見に行ったり、給餌に現れたトリーターの姿を見て、いつも以上にプール内を泳ぎ回ってジャンプを見せてくれたり、サインに対する種目の反応が良かったりと、とても張り切っていました。

そして、トレーニングも時間を気にせず、ゆっくりおこなうことができました。
その中でも、ショースタジアム最年少のバンドウイルカ「サワ」が、ついにプールサイドに上がれるようになったんです！

最初は、プールサイドに顎を乗せて、周りのようすを窺っていたのですが、少しずつ「大丈夫だよ」と誘導したことによって、全身がプールサイドに上がるようになりました。改めてプールサイドに上がっている「サワ」の全身を見ると、他のおとなたちに比べてまだまだ小さいなと実感します。

今後は、健康管理の一つとして体重測定をおこなえるように、体重計を設置して、その上にもあがれるよう一緒に練習していきます。どんどん大きく成長していくのが、とても楽しみです！