こんにちは。きょうは、フンボルトペンギンの雛についてお話をします。

最近、巣箱の入り口にある木枠から頭をだら～んとさせて寝ていることがあります。
ちょうど首の部分が木枠にあたるので、私から見ると苦しくないのかな？と思ってしまう寝方です。
たまに、胸まで出ているので、勢いあまって外に転がり出ないか心配になります。

この雛は警戒心がほとんどなく、親ペンギンに餌を与えているとその餌を突くくらい好奇心旺盛です。
今までの雛は、トリーターの姿を見ると巣箱の奥に逃げていきますが、この雛は逃げません。そこできょうは、掃除をするときに便が流れていくのを巣箱から見て突いていた雛に、巣箱に近付いて雛から見えるところにわざとたくさんの便を流し、それを雛が突くという遊びをしました。

実はきょう、この遊びをできたのは、親ペンギンの「サニー」が丁度泳ぎにプールに行っていたからなのです。
「サニー」はもう一羽の親ペンギンの「ルビー」より警戒心が強く、私たちが近付くと怒って突いてきます。「ルビー」はあまり突かないので、巣に残っていた「ルビー」に怒られずに雛と遊べました。

今後も、いろいろな遊びを雛とできるように、成長をサポートしていきます。
みなさまも、少し苦しそう？な寝方をしている雛を見かけたら、見守ってください☆

※「フンボルトペンギンの雛」は成長に応じてご覧いただけない場所へ移動する場合もございます。