2017年02月15日
トリーター:北田

クラゲの春近し

カミクラゲカミクラゲ

朝はまだ寒いですが、昼はだいぶ暖かくなりましたね。
花粉症の私にとっては薬とマスクが欠かせない日々が始まりました。

さて、江の島ではカミクラゲが出始めました。
もう何年もこのトリーター日誌ではカミクラゲで春の訪れを述べていると思いますが、また紹介させていただきます。
カミクラゲは名前の通り髪のように多数の触手がたなびくクラゲ。これまでは、日本特産のクラゲと解説していたかもしれませが、最近では海外でも生息記録があるようです。ポリプは相変わらず謎のままです。昨年私も、カミクラゲやキタカミクラゲで色々試してみましたがポリプまでうまくいきませんでした。
きっと普通のやり方ではダメなのでしょうね。
春のクラゲは種類だけではなく、生活史を調べると面白いクラゲが多々います。ぜひ、網を持って近くの海へ出掛けてみてください。

おまけ
カワイトヒキクラゲが展示して 1か月経ちました! 水槽に小さいイソギンチャクが発生したりして除去に手間取っていますが何とか頑張っています。もうちょっと展示できると思いますのでぜひご覧ください。


カワイトヒキクラゲ

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