なんのことかといいますと、恒例のタッチプールのアメフラシのシーズンです。
例年 4月の中旬にアメフラシがタッチプールにお目見えしたことを、このトリーター日誌で紹介していますが、今年は 2か月近く早くアメフラシが登場しました。
場所はタッチプールの一番高所のアクリル張りの水槽部分です。現在 3個体おります。食欲旺盛です。
ここにはほぼ年間を通してアメフラシの近縁のタツナミガイが暮らしているのですが、アメフラシとタツナミガイの動き方は対照的です。
苔むした石ころのようにほとんど動作の無いタツナミガイに比べ、触角のある頭部を左右に振りながら水槽内を動き回って餌の海藻を探しまわるアメフラシの動きは活発です。
餌のアオサを見つけると、ローラーのような動きをする口器を使って、スルスルと飲み込んでいきます。タッチプールなので、そのようすを直に観察していただくこともできます。
これから約 3か月間だけ、アメフラシと触れ合っていただけます。