2017年04月10日
トリーター:秋山

アザラシプール

オガ(左)、ワカ(右)と掃除中オガ(左)、ワカ(右)と掃除中

これまで何回か、水槽やプール内にコケ(珪藻)が生えてきてしまうというトリーター日誌が掲載されていましたが、『オガ』と『ワカ』が生活しているアザラシプールも同様で我々を悩ませています。

特別に作成した柄の長いデッキブラシなどでゴシゴシと擦っても、どうしても時間が経つとコケが生えてきてしまいます・・・。

そこで今回は、閉館後にアザラシプールの水を全て抜いた状態で掃除を実施しました!

実は、アザラシプールの右側と左側では水深が異なり、深いところでは水深が約 2.0mあります。
落水した状態で深い方から浅い方へ移動するには斜面が急角度なため、2頭は自力で移動することができなくなってしまうので、まだ水がある段階で浅い方に 2頭を移動させ、板で仕切って落水します。先に深い方のプール底や擬岩を念入りに掃除して、終わったら 2頭を移動させて、浅い方も同様に掃除すれば、落水掃除完了です!

普段はトリーターがプール内に入ることがないので、数日前から我々がプール内に入っても「大丈夫だよ~」と給餌の時間に練習をして、大きな板がプール内に入っても「平気だよ~」という練習もしていました。
実際にご覧になっていた方は、何の練習なのかな~?と思われていたことでしょう。

きれいになったアザラシプールで、元気いっぱいに過ごしている 2頭にぜひ会いにきてくださいね!!


翌朝のアザラシプール

ペンギン・アザラシ

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