“えのすい”では、朝オープン前に相模湾大水槽に誰か一人が潜水して、掃除をしています。この時、ショーで使っているような潜水タンクは使用していません。コンプレッサーという装置を使って圧縮空気を作り出し、長いフーカーホースを伸ばしてダイバーに空気が供給されます。
潜水する時も、作業の内容や水槽の広さによって使用する潜水器材が異なってくるのです。アクロバティックな動きをするような潜水ショーでは、長いホースは邪魔になりますし危険なのでタンクを背負います。
今朝の朝一の相模湾大水槽の潜水作業の時に、このコンプレッサーに不具合が生じました。普段から潜水タンクの空気を充填してもらっているダイビングショップに連絡し、すぐに修理をしてもらうことが出来ました。
水族館では、展示する生物を収集するにあたって漁師さんとの関係は切っても切れない関係にありますが、水族館での潜水も必須な仕事ですので、ダイビングショップとの関係も切っても切れない関係にあります。たまにプライベートで海に潜りに行くことなんかもあるんですよ。普段から海中の状況なんかも訊けますしね。