2017年08月27日
トリーター:角張

くらげのごはん

胃が色づいた「ミズクラゲ」胃が色づいた「ミズクラゲ」

ようやっと夏らしい暑さが戻ってきたこの週末ですが、みなさん急な暑さで食欲がなくなったりしていませんか?
やや夏バテ気味の私をよそに、クラゲたちはきょうも元気にごはんを食べていますよ!

さて、えのすいのクラゲたちのごはんは何か想像できますか?
クラゲたちのごはんでメインになっているのは、アルテミアやブラインシュリンプと呼ばれている動物プランクトンを与えています。
この動物プランクトンは塩水湖に生息していて、卵は長期間の乾燥に耐えることができます。多くの水族館では、この卵を必要な量ふ化させて使っています。

孵化したブラインシュリンプはオレンジ色をしているので、クラゲがごはんを食べると、体の一部がオレンジ色になるのでとってもわかりやすいです!
特にミズクラゲは、傘のてっぺんにある四葉型の胃が色づくのでぜひ注目してください。

クラゲファンタジーホール


また、ハナガサクラゲにはアマエビ、ハブクラゲにはシラス・・・ など種類によってブラインシュリンプ以外のごはんも与えています。


「ハナガサクラゲ」

クラゲサイエンス


なかでも、ハブクラゲは箱型の体にシラスが取り込まれているようすがかなりよく見えておもしろいです!
ぜひみなさんにも見ていただきたいです!
シラスは朝に与えていることが多いので、見たいという方には、開館直後あたりの時間帯をおすすめします。


「ハブクラゲ」 この日はアマエビでした

ブラインシュリンプは 1日に何回かに分けて与えていますので、タイミングが良ければ、給餌のようすも見られるかもしれませんよ!

みなさんもしっかり食べて、残りの夏を乗り切りましょう!

クラゲファンタジーホール

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