だいぶ姿を見せるようになったバラハタ

先月のトリーター日誌（2017/ 10/ 13　こっそり隠れています。）でお話をしたバラハタですが、あれから約 1か月が経ち、だいぶ市民権を得て来たようです。時々泳いでいる姿をみることができます。ただ、大きなメガネモチノウオ（ナポレオンフィッシュ）が近付くとサッと裏に隠れてしまいます。前回お話したようにバラハタは大きくなるとナポレオンフィッシュの天下を奪う可能性もあるので、ナポレオンフィッシュとしては“うかうかしていられない存在”なのだと思います。なかなか厳しく水槽内を取り締まっているようですね。

実は、この水槽には「姿を隠している」という仲間がまだまだ居ます。その中の 1つは「イヌザメ」です。食事のときには出てくることがありますが、それ以外の時間は岩の隙間に隠れています。
（食事は、月曜、水曜、金曜の午前中ですが、時間の確約はできません・・）

この辺の岩の・・・

この中に居ます。
この岩の中になんと 1ｍ近いサメが隠れているのです。良く見ると身体の一部がちらっと覗いています。色は全体的にグレーですが、まだ子どもの時の名残(なごり)でうっすらストライプ模様が残っています。『イヌザメ』ですから、名前としては来年の十二支（戌年）の主役級の存在となります。しかし、来年になったら急に性格が変わり、堂々と泳ぎ始めるわけでは無いので、来年もこっそり隠れていると思います。
でもご安心ください。お正月にはテーマ水槽で（子犬サイズの）イヌザメが登場します（予定）ので、こうご期待！！