きのう、5月 5日は「こどもの日」でしたね。
昔から端午の節句として、男の子の健やかな成長を願う行事がおこなわれていたそうです。
現在“えのすい”にいるフンボルトペンギンの中で、私が雛のときから知っている雄は、6歳の「サン」です。
「サン」は私が入社し初めて、産卵・ふ化と成長を見守ってきたペンギンです。
この 6年いろいろな成長をみせてくれた「サン」ですが、最近はターゲット(棒に白いボールをつけたもの)を飼育舎の端に設置し、反対端から「ゴー」といってターゲットを指差すと走っていて嘴でタッチして帰ってくるようになりました。
最初は私が持っていないターゲットには反応せず、私の腕込みで理解していました。
それを、少しずつ距離を伸ばしていき、長い距離でもタッチできるようになりました。
これからは、「いいよ」っていうまでタッチしていて欲しいので、そこをうまく覚えてもらえたらなと思っています。