先日、アオウミガメの子ガメのプロポーション測定をおこないました。
子ガメと言っても 2013年 9月に産まれた子たちなので、今年で 5歳になります。
体重もだいぶ重くなってきたので、今までのように毎月測定・・ という訳にもいかず、今回は 5月以来、約 3か月ぶりの測定となりました。
測定項目は「体重」「直甲長」「直甲幅」です。
「直甲長」と言うのは甲羅の縦の長さ、「直甲幅」は甲羅の横幅の長さです。
体重はご覧のように、BOXに入れて体重計から落ちないようにします。
みんな比較的おとなしく体重計に乗っていました!
ちなみに、ここまで運ぶのは“人力”です。
直甲長や直甲幅は、ご覧のような大きな『ノギス』で測定します。
6頭測定しているので、結果を報告しますと・・・
[体重]
平均 24.56kg
(最大個体: 29.2kg、最小個体: 20.6kg)
[直甲長]
平均 56.2cm
(最大個体: 60.5cm、最小個体: 61.6cm)
[直甲幅]
平均 46.9cm
(最大個体: 49.0cm、最小個体: 44.2cm)
でした。
同じ時に産まれた子でも、結構体重に差が出るもんですね!
(性格の違いでしょうか?)
で・・
5月から比べるとどうだったのか?と言うと・・・
体重では平均で 0.29kgの減。
直甲長では平均で 0.7cmの増。
直甲幅では平均で 0.4cmの増。
数字の上では増減が出ますが、ほんの僅かな差でした。
ほぼ横這いといっても良いと思います。
ウミガメたちは甲羅の大きさこそ減ることはめったにありませんが、体重の場合は、このような増減を繰り返しながら徐々に大きく成長をしていくようです。