水族館の魚名板の写真を撮るのもトリーターの仕事です。魚に限らず生物の写真を撮るのは難しいです。思った通りにポーズを決めてはくれませんし、照明が当てられないものや、そもそも隠れて出てきてくれないこともしばしばです。
ところが、時に狙っても撮れないような写真が撮れることもあるのです。
さて、この写真の中に何個体いるかわかりますか?
はじめはマエソだけの構図だったのですが、ここぞとばかりに他の魚がぐいぐい映り込んでくるのです。まさかの集合写真になりました。
マエソの魚名板写真としては使えないのですが、なんだかおもしろくてシャッターを切ってしまいました。
生物の撮影は難しいですが、飾らないたくさんの表情を見せてくれるので、時間を忘れて没頭してしまいます。ぜひみなさんもカメラ片手に水族館を回って見てください。