2019年01月20日
トリーター:加登岡

くるくる

ミナミアメリカオットセイ「アポロ」とミナミアメリカオットセイ「アポロ」と

日が伸びてきているきょうこの頃。ミナミアメリカオットセイの「アポロ」は日々成長中です。
最近できるようになってきているのが、床を滑りながら途中でくるっと回転する種目です。
これは「滑る」とその場で「回転する」を組み合わせたものです。
「アポロ」は滑ることが好きで、合図を出すと待ってましたといわんばかりに滑ってくれます。
そのまま回転したら面白いなと、別でトレーニングしていた回転の合図を滑っている途中で出してみたら、見事にくるっと回ってくれました。
何か別のことをしている時に違う合図を出すと、応えてくれないこともあるのですが、「アポロ」にはすぐに伝わりました。
一度出来たので、連続で回転の合図を出すと、くるくる回りながら前進してくれました。本人も張り切って応えてくれます。
これをみなさんに見てもらいたいと、イルカ・アシカショー「きずな/kizuna」の中で披露しようとしたら、これがやらない。
トレーニング中だと普通にやるのに、ショーになるとやらなくなってしまう。
肝心な時に・・・と思いながらも、動物では比較的よくあることです。
環境が変わると分からなくなったり、やらなくなってしまったりとすることがあります。
そうした時はその環境でトレーニングして馴らします。
ショーの中でちょっとずつ練習しています。
みなさんに成功したところを見てもらえるかわかりませんが、ぜひ「アポロ」が回転しながら滑る姿を見に来てください。

きずな/kizuna

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