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えのすいトリーター日誌

2019.02.05 トリーター:伊藤

2019/02/05 小さなシラスのその裏で


当館がカタクチイワシの繁殖展示に挑戦し始めてから約6年になります。私はその初期から携わっており、毎度デリケートなその扱いに苦慮したり、餌プランクトン(ワムシ)の謎の培養不振に悩まされたりしつつも、展示のリニューアルも何とか乗り越え、現在、2つあるシラス用展示水槽で飼育下7世のシラスをお見せできるところまで来ました。

さて、展示期間のごく短い間だけ、水槽が小さくなる現象にお気づきの方が、特に常連のお客さまの中におられると思います。この時期のからくりを種明かししちゃいましょう。

これ実は、もとある水槽の前の「手すり」というか「出窓」の部分に、小さな水槽を置いているのです。そう見えないように、デザイン板で化粧しているんです。なぜこんな手の込んだことをするのか。

それはズバリ、育成の仕切り直し時の展示補助のためです。
水槽内で育成を開始して75~90日ほど経ち、十分に育ちあがった暁には、それらを移動させて、新たに育成を開始します。その時期の卵やシラスをなんでわざわざ隠すのかと言えば、見せたくないわけではなく、「見えない」からです。
卵からふ化後数日までの仔魚は、透明にもほどがあるクリアーボディで、視力が裸眼1.0以上(でまだ老眼でもない)の私でも、よく目を凝らさないと見えません。さらにそこへ、餌プランクトンを入れようものなら、マヌー○どころかレム○ルで、もうまったく見えません。


生まれたてのシラス

と、いうわけで、肉眼でも無理なく観察できるようになる生後1週間目くらいまでは、仔魚を間近でお見せする別水槽を設置しているのです。
この水槽は、クラゲ飼育に使われるシュードクライゼル水槽を参考に特注したもので、片隅で泡をポコポコ出すと、中のシラスがゆっくりと円を描くように漂う設計になっています。また、この時期のシラス(前期仔魚と言います)をきちんと紹介したいという思いもあり、水槽横のモニターも使って、その特異な形や動きをお見せしています。

オタマジャクシのようなこの時期のシラスこそ、最もレアな姿であると言え、その展示のタイミングに当たった方は、ある意味特別感があると思って頂けると嬉しいです。

いまだに不測の事態に見舞われることも多いシラス育成展示、担当者一丸となり、善処してまいります。

相模湾ゾーン


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