2020年04月03日
トリーター:角張

てんやわんや

新年度が始まりましたね!
進学、進級、入社など4月から新しい環境で過ごすことになる方も多いのではないでしょうか。

実は私もそうなんです。

この度、担当生物がクラゲから相模湾の魚(出会いの海からシラスサイエンスまで)とカピバラに変わりました。
今、先輩方から作業の引継ぎをしてもらっているところです。
新しく覚えることが多くて絶賛てんやわんや中です。笑

クラゲとシラスの飼育で共通していることは、餌となる生物を水族館でふ化させたり、培養しているところでしょうか。
クラゲの餌として主に与えているのが、アルテミアという甲殻類で、卵(乾燥に耐えられる)からふ化させています。
シラスもアルテミアを食べるのですが、ふ化して口ができてから間もないシラスはアルテミアだと大きすぎるので、シオミズツボワムシというプランクトンを与えています。

このワムシは水族館で培養していて、毎日培養用の各水槽の状態を見て、ワムシが絶えないようにしています。
顕微鏡を使って、ワムシの数を数えて・・・ というような細かい作業もあって、クラゲでの作業と少し親近感があります。

まだまだ 1人前には程遠いですが、少しずつでも成長していければと思います。
入社時を思い出しますね・・・
新入社員のみなさん、一緒に頑張りましょうね!!

最後におまけ。
バックヤードで飼育中のクリサオラ・プロカミアがえのすいで飼育をしてきた中で最大級になっています!
傘の直径は 20cm以上、10Lのバケツに 1個体しか入れられないくらいです。
写真だとサイズ感が伝わりにくいかもしれないのですが、もこもこの口腕も見ごたえバッチリです。


クリサオラ・プロカミア

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