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えのすいトリーター日誌

2020.04.04 トリーター:小森

2020/04/04 一家離散の危機!?


いかがお過ごしでしょうか。
カワウソファミリーは平和な時を過ごし・・・ ていたわけではありません。

実は、我らが「ヨモギ」父ちゃんは元々腎臓に石を持っています(コツメカワウソは体質なのかほとんどの個体が持っています)。また、何度も子育てを経験しているからか、ヘルニアも持っているんです。
そのため、定期的に健康診断を行って、体に問題がないかチェックしています。
こちらは前回の検診後 ↓


行くたびにどこかしらの毛を剃り剃りされていますので、もしどこかおはげがあったら健康診断帰りだと思ってください。

その健康診断が今回は3月末にありました。診断結果は前回とほぼ変わらず。
でもよかったのはここまで・・・。
これで終わりではありませんでした。

みなさん、日本全国多くの施設でコツメカワウソが飼育されていますが、ファミリー展示しているところって少ないと思いませんか?

理由は
1, 繁殖制限のため
(飼育スペースの問題や血統のバランスなど、理由はさまざま)

2, 群れを維持できなくなったため

1, は何となくわかるかと思いますが、2, はなんだろう?ってなりますよね。
コツメカワウソは 10~ 15頭の群を形成する生き物なのですが、この群が解体するのは親が死んだときと言われています。
ですが、飼育下だと突然、群れから 1頭を追い出してしまう事例があるのです。
もしかしたら私たちが知らないだけで野生下でもあるのかもしれませんね。

こうした理由からファミリー展示を選択するところは少ないです。
ちなみに、“えのすい”ではできるところまでファミリー展示を続けたい!という担当者の思いから、仲が良いうちは続けていきますよ~(^^)


さて、ここで問題です。
健康診断のために子と離した場合、再び合流は可能でしょうか。

答えは、できる場合もあればできない場合もある。
難しい選択ですよね。
でも、「ヨモギ」の命も大切!!そして、前回は無事合流できた!!
ということで、家族の絆を信じて今回も「ヨモギ」を健康診断に連れて行きました。
(※もちろん、合流の方法を考えたり、合流できなかったときのための準備をしたりもしていました)

さぁ、緊張の合流の瞬間です。
まずは「ミサキ」と。


はじめはケージ越しに対面です。
早く早くー!と言っているかのように、白いケージから「ミサキ」が手を出しています。
大丈夫そうだったのでそのまま部屋に連れていき合流させましたが、多少興奮する程度で特に問題はありませんでした。


ふぅ。
続いて子どもたちとの合流。
どちらかというと、こちらの方が緊張です。

結果は、、、なんと、おデブ化が進んでいる「カシワ」が新たなリーダーになろうとしたんです!

といっても、ケージに収容したのが 7時 30分頃で、合流が 18時頃。
離れていた時間は半日くらい。たった半日だけで朝まで仲良く過ごしていたお父さんにはむかっていったのです!!

幸いなんとか「カシワ」が「ヨモギ」を受け入れてくれたため落ち着きましたが、だからといってすぐに 100%安全とは言えません。
そこで、私たちも夜間 3時間おきに交代して寝ずの番です。

真夜中のカワウソ観察なんて私も初めてで、緊張&心配しながらもどんな風に過ごしているのか興味がありました。
ここで意外だったのが「ミサキ」。
みんなが寄り添って爆睡している中、数十分おきに起きてはみんなの毛繕いをしていました。
その度に他 4頭は迷惑そうにいやいやしたり逃げようと潜り込んだり・・・(笑)
いや、ほんと迷惑ですよね(笑)
私の心配をよそに、さっきまでの緊張感が嘘のような微笑ましい光景が見られました。


そして特に何事もなく朝を迎えられて私たちも胸を撫で下ろしたのでした。

野生動物って本当に不思議ですよね。

ということで、開館後も無事に、ファミリー展示をお見せできると思います。
みんなで仲良くお待ちしてまーす!



カワウソ~木漏れ日のオアシス~


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