展示一覧
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- 深海Ⅰ ~JAMSTECとの共同研究~
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- カピバラ ~陽だまりの草原~
- 深海Ⅱ ~しんかい2000~
- カワウソ ~木漏れ日のオアシス~
- えのすいeco環境水槽
私たち人間の歯は、一度だけ乳歯から永久歯に生え変わります。これはみなさんご存じのことと思います。
一方カピバラの歯は、「常生歯」と呼ばれる歯で、抜けて生え変わることはなく、その代わりに一生のうちにずっと伸び続けます。
髪の毛のように根元から成長して伸びていくのです。
カピバラを含むげっ歯類(ネズミの仲間)の他に、ウサギの歯、ゾウの牙などもこれにあたります。
げっ歯類の特徴的な前歯(門歯)は、斜めに噛み合っています。
上下の前歯が噛み合うたびにお互いが擦れて研げるようになっているのです。なので、先端はいつも鋭く、よく切れるようになっています。
一生伸び続ける歯は、固いものをたくさん噛んですり減っても、後から伸びてくるので、固い木の実や木、固い植物の茎など、固い植物を食べるネズミの仲間には都合がいい、という訳です。
一方で、不便な面もあります。
何かの拍子にかみ合わせがずれたり、十分に硬いものを噛む機会がなくなったりすると、歯が伸びすぎてしまいます。
伸びた歯が頬や舌に刺さったり、噛むことができなくなって、逆にものを食べられなくなってしまう、ということもあります。
ネズミの仲間では結構多い病気です。
幸い、“えのすい”で飼育している「ココロ」と「ヒナタ」は、今のところ歯の問題はなさそうで、元気にキャベツや青草を食べてくれています。
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