2020年11月26日
トリーター:秋山

「ルシア」の採血風景

先日ミナミアメリカオットセイ「ルシア」の採血をおこなったので、普段どんなふうにおこなっているか、きょうはそのようすをお伝えしますね。
“えのすい”のアシカたちは定期的に採血をおこなっていて、獣医に血液データを診てもらい、体調の変化にすぐに気付くことができるよう努めています。

「ルシア」は、写真のように扉の下の隙間から後肢を出して、ひれの部分にある血管に針を刺して採血をすることが多いです。


ここに獣医が加わって、非常に見つけづらい血管を指先の感覚を頼りに探し出します。


少しずつ練習を積み重ねてきたので、ルシアは血管を探している間も、針を刺している時も、じ~っと私のことを見てくれています。


そして、今回は見事に血管に命中して血液があがってきましたー!
獣医さん、さすがです!!


健康管理は、動物たちに協力してもらいながら行うことがとても重要になってきます。
採血の間、落ち着いてくれていたルシアに感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも、いつまでも健康で居られるように努めていきます。

イルカショースタジアム

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