2024年07月14日

えのすい会員優待イベント
「海の日スペシャル えのすい×NME海のパイロットになろう!」

2024年7月14日(日)

7月15日(月)の前夜、海を調べることのおもしろさを知ってもらおう! と海の調査のスペシャリストがいる日本海洋事業(NME)さんの協力をいただきまして、今回のイベントを開催しました。
このイベントは「海中探査機器」を使って、1.海の調査体験、2.実際に海でおこなってきた調査のお話、をご用意しました。

1.海の調査体験
大水槽で水中ドローンの操縦体験ができるというものです。ひとりずつ操作方法を教わりながら、水槽に背中を向けて操縦画面を見ながらの操作です。見守っているみなさんにも操縦のようすがわかるように、大水槽をそのままみるだけでなく、操作画面がスクリーンに映るようにしました。
操縦者がかわると、ドローンの動きかたも変わり、慎重にゆっくり移動したり、びゅーんっとまっすぐ突っ走ったりとみなさんの個性が操縦に表れていたようです。
大水槽の中には、あわたんと深海の調査で調査地点の目印として置く「マーカー」につかうスーパーボールを設置して、目標物としました。
操縦中にはドローンの目線に搭載されたカメラ撮影をして、撮影したものを1枚お持ち帰りしていただきました。いい思い出になったかな?

2.実際に海で行なってきた調査のお話
深海Ⅱ~しんかい2000~にて、「しんかい2000」「しんかい6500」のパイロットで、深海に300回以上潜ったことのある田代省三さんに深海のお話とその調査をしてきた「しんかい2000」や機器のお話をしていただきました。そして、えのすいトリーターの杉村からは、えのすいで活躍中の水中ドローンをガラス扉から出して、調査やドローンの解説をしてもらいました。

調査のお話と、実際の調査がどんなものなのかを体験してもらうことで、簡単じゃないからこそのおもしろさや奥深さを感じてもらえたでしょうか。
今回は初めての試みだったため、対象年齢を小学4年生から6年生までに限定して開催しましたが、大人でも面白い内容ですので、またこのようなイベントを開催するときには対象を変えてもいいかもしれませんね。
海の日スペシャルナイトに参加してくださったみなさん、協力してくださったNMEのみなさん、ありがとうございました!

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