2006年08月01日

長崎・五島列島沖(3)出港!!

  • 期間:2006年7月30日(日)〜 2006年8月4日(金)
  • 場所:長崎・五島列島周辺海域
  • 目的:深海生物採集
  • 担当:植田 ・ 足立

10:05 出港!
11:00 水槽水張り、循環セッティング完了!
11:30 昼食(鰻丼、デザートは桃!)
     回航中、シイラ、トビウオが多数見られた
13:45 調査地点(1)到着
     24時間 ビームトロール開始
     水深 483m
     <おおよその所要時間>
     網を下ろすのに 20分、底引き 20分、揚網に 10分
14:00 持参の網でクラゲ調査(1)
     (カラカサクラゲなどを採集)
14:35 揚網完了、生物選別
     <採集生物>      魚類、エビ類、
     ウニ類、ナマコ類、ホヤ類など
16:30 夕食
16:45 ビームトロール 2回目投入
17:00 クラゲ調査(2)
     (カラカサクラゲなどを採集)
19:35 揚網完了、生物選別
     (オースチンフクロウニに刺された!)
21:00 ビームトロール 3回目投入
21:20 クラゲ調査(3)
22:00 揚網完了、生物選別
23:10 ビームトロール 4回目投入
23:30 夜食(チャーハン)    


※ビームトロール・・定量底引き、4時間おきに 7回
※CTD・・Conductivity Temperature Depth Profile:電気伝導度、温度、水深を観測する装置


快晴・べた凪快晴・べた凪

水槽セッティング水槽セッティング

ビームトロールネットビームトロールネット

右舷から下ろされるCTD※右舷から下ろされるCTD※

サガミアカザエビサガミアカザエビ

長崎大学・長崎丸(第218次航海)による長崎・五島列島周辺海域での深海生物調査

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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