2006年10月03日

ノースフィジー海盆、マヌス海盆(26)下船準備

  • 期間:2006年9月6日〜 2006年10月5日
  • 場所:ノースフィジー海盆(フィジー)、マヌス海盆(パプアニューギニア)
  • 目的:熱水生物調査・採集
  • 担当:三宅


きょうは朝 8時ころまで、海底地形調査をおこなって、その後フィジーのスバ港に向けて回航しています。
朝から持ち帰り生物の選別と必要のない水槽の整理、実験室の片づけと大掃除でした。
丸 1日かかり、かなり体力を消耗しました。あす、朝 8時にはスバ港に着岸です。
税関の人がきて、荷物チェックされて、入国審査されてから下船になります。
下船したら、スバから国際空港のあるナンディまで移動して、ホテルに宿泊して、次の日に帰国します。

明日がSUPER SNAILs CRUISE日誌の最終回です。


[きょうの写真]
上/「しんかい6500」に付けられたカップ麺のカップ
どこに付けられたかわかりますか?
きのう最後の潜航だったので、付けてもらいました。
下/カップ麺が付けられたところのクローズアップ

(C)JAMSTEC(C)JAMSTEC

(C)JAMSTEC(C)JAMSTEC

グアム出港〜PNGマヌス海盆〜ノースフィジー海盆〜フィジー下船
海洋研究開発機構(JAMSTEC)YK06-13「よこすか/しんかい6500」によるノースフィジー海盆(フィジー)、マヌス海盆(パプアニューギニア)調査潜航

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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