2007年04月17日

相模湾~小笠原(3)寒い / 北田

  • 期間:2007年4月15日〜2007年4月30日
  • 場所:相模湾〜小笠原
  • 目的:中・深層生物調査
  • 担当:唐亀 ・ 北田


船に乗って 3日目、昨晩から夜間調査が始まった。
これからはしばらく昼夜ずれた生活となるだろう。
それにしても寒い、海の上はなおさら風が冷たい。確か乗船前には春風で桜が散るのを見てきた気がする。でも、どうして私が乗ると雨風が強くなるのだろうか・・・。
いや、私ではない、犯人は他にいるはずだと思っていたとき、遠くを見ると江の島が見えた。
“えのすい”からもこちらが見えているのだろうなあ。

きょうの「Kamegokoro(亀ゴコロ)」
「江の島が見えた、陸が恋しい・・・」そうです。
でも航海の最後になると帰りたくなくなるのだよ・・・
いろいろと・・・ねぇ。_(北)

[きょうの写真]
丸の中に江の島がいますが...難しい

(C)JAMSTEC(C)JAMSTEC


海洋研究開発機構(JAMSTEC)YK07-06「よこすか/IONESS」による相模湾〜小笠原 中・深層生物調査

新江ノ島水族館は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています。

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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