戸田の深海生物調査は、これまで海況不良により沖へ出られず、深海生物を拝むことすらできませんでした。
このままでは終われない
見たことのない深海生物を見る為、深海生物を生かして持って帰るため、新しい深海生物の展示をおこなうため、諦めず山を越え、再び戸田へやってきました。
木々の花が梅から桜へと変わり、私たちの着ている服も前回と比べると軽装備になっています。
夕日に願いを込めて
写真は戸田峠から見た戸田港の夕日です。
きょうは風もほとんど無く非常に穏やか、あすは期待が持てます。
聞くところによると江の島は雷雨だとか・・・ 。
ヒョウも降ったらしいですね、根本くんそのまま荒天を離さないでおくれ!
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。