2008年04月16日

伊豆・小笠原 明神海丘(8)6日目 / 杉田

  • 期間:2008年4月11日~ 4月17日
  • 場所:伊豆・小笠原 明神海丘
  • 目的:深海生物 調査採集
  • 担当:根本 ・ 杉田


4月16日(水)曇り
13:00、清水港に着岸! 5日ぶりの陸地です。できれば青空の下、大地を踏みたかった気もしますが・・・ 。
着岸はしましたが、調査の報告書を作成したり、残ったサンプル処理をしたり、船での仕事は続きます。
が、調査の無事終了を祝って、ハイパードルフィンの前で記念撮影をしました。

下船はあすの朝。トラックえのすい号が迎えに来ます。
天気予報によれば、あすはどうも雨のようす・・・
おそらく、迎えに来るのが北田さんだからでしょう。
北田さんとなつしまを近づけてはいけないのを忘れていました。

航海日程はあすまでですが、今回の航海日誌はこれでおしまいです。
あすのようすは後日、航海採集日誌・後記としてお届けしたいと思います。
根本くんもその頃には復活するでしょう・・・ たぶん。
チームえのすいの今回の成果は、また深海コーナーを通じご紹介できるよう頑張ります!!

[きょうの写真]
ハイパードルフィンの前で

(C)JAMSTEC(C)JAMSTEC


海洋研究開発機構(JAMSTEC)NT08-07 「なつしま/ハイパードルフィン」
による伊豆・小笠原 明神海丘 深海生物調査航海

新江ノ島水族館は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています。

今回一緒に乗船している北里大学海洋生命科学部のホームページも同時にお楽しみください。
 [ 北里大学海洋生命科学部ホームページはこちらから

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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