2008年08月29日

本州南方黒潮海域(1)

  • 期間:2008年8月29日〜2008年9月2日
  • 場所:本州南方黒潮海域
  • 目的:サルパを中心とした調査航海
  • 担当:北田


現在私は小倉に来ております。今回は、サルパの採集をメインとした航海に参加いたします。
本日、淡青丸に乗船しまずは南へと下ってゆきます。
目指すは鹿児島南東海域、黒潮付近で調査がおこなわれます。
あすの昼には着くそうです。

きょうはプランクトンネットの組み立てと安全講習でした。
プランクトンネットは全部で 5種類あります。丸い形をしたネットから四角いネット、ジンベエザメの口のような形をしたネット、目の細かさも 0.5mm~ 5mmとさまざまです。

私はひさびさの航海です。どきどきしています。

[きょうの写真]
写真1/淡青丸
写真2/関門海峡を下から望む
写真3/途中、巌流島が見えました

写真1 (C)JAMSTEC写真1 (C)JAMSTEC

写真2 (C)JAMSTEC写真2 (C)JAMSTEC

写真3 (C)JAMSTEC写真3 (C)JAMSTEC


東京大学海洋研究所・海洋研究開発機構(JAMSTEC)KT08-21「淡青丸」による本州南方黒潮海域 サルパ関連生物調査

新江ノ島水族館は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています。

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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