2009年09月30日

トカラ列島(5)9月30日:波二乗レ

  • 期間:2009年9月26日~10月5日
  • 場所:トカラ列島
  • 目的:深海生物調査
  • 担当:北田


なんと、台風が発生してしまいました。
もちろん、この「なつしま」航海も予定を大きく変更されてしましました。
予定より早く下船が決まっております。また、下船地も変わった為、予約もキャンセルしました。

この時期は台風もよくできますし仕方の無いことです。

現在船はかなり揺れています。同じ船に乗っているのにほとんど会わない方もでてくるほどです。

一方、私はいたって元気です。
水槽から水がこぼれていないかなどのチェックや荷物の整理をしていました。
そして、前回の富山湾航海にやったあのチャレンジも・・・ 。

そうです、船の傾きチェックです。

きょうは仲間も加わりました。 2人でチェックです。
結果、きょうは小刻みに 5度を越えています。
かなり激しい揺れです。

机の上の荷物がこぼれないよう注意報が本日発令されました。

(C)JAMSTEC(C)JAMSTEC


海洋研究開発機構(JAMSTEC)NT09-17「なつしま/ハイパードルフィン」によるトカラ列島深海生物調査航海

新江ノ島水族館は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています。

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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