2009年10月14日
京丹後 三津沖（5）13時半 クラゲ捕獲第1回目！ ／ 足立
- 期間：2009年10月13日～10月17日
- 場所：京都府京丹後市 三津沖定置網周辺
- 目的：エチゼンクラゲ採集
- 担当：足立・崎山
午後は、今回の使命でもあるエチゼンクラゲのポリプ獲得のために、親クラゲの採集を目的とした潜水をおこないました。
網の交換作業でお忙しいなか、その合間に漁師さんに、クラゲの引き上げまで手伝っていただきました。
11個体を 1.5tの容器（これも漁師さんに借りたダンベ）2つに収容し、1日おいて、自然に放卵放精してくれるのを待つことにしました。
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
触ってもいいの？
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
“えのすい”はなにをするの？
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの？
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
水族館で救護することはあるの？
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。