広島大学の豊潮丸といえば、「ヒクラゲ採集 in 瀬戸内海」と、ピンとくる方は相当なえのすい(クラゲ)通ですね。
今年ももうすぐ出発しますよ。
実は、今回のご報告は、「ビゼンクラゲ採集 in 有明海」です。
広島の呉基地を出て、有明海に向かい、6か所の観測地点をまわって呉に戻ってくる7日間の調査航海でのうち、私はピンポイントで有明海での調査(画像1)にのみ参加させていただきました。
上下船は熊本港。
前日10月20日の夕方に熊本に着いたのですが、幸運にも熊本城が夜間ライトアップ中だったので、ちょっと観光(画像2)。
加藤清正の居城だったのですね。
うーん、質実剛健な感じ。
武運をもらった気分になって、あすからの調査へのエネルギーを蓄えることができました。
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。
広島大学「豊潮丸」よるビゼンクラゲ調査採集