今朝は雨です。きのうの夕方から降り始めた雨がまだ続いています。
雨が降ってしまうとクラゲは下の方に下がっていってしまうので、海面から見つけることはできません。
朝、出港前に周辺を見てみようと思っていましたが、断念です。
今は、対馬市の厳原に停泊しています。
みなさんは、地名の漢字、読めましたか?私は読めませんでした。
「いづはら」と読みます。
対馬は、ちょうど日本と韓国との間の島です。
本日で7日目。5月20日に広島県の呉を出港し、山口県の萩、長崎県の壱岐、対馬ときました。
どこも初めての土地でとても興味深かったです。
きょうはこれからここを出港すると、また呉のほうに向かって日本海側をまわっていきます。
荒れています。揺れています。天気も海況を心配です。
調査はできるでしょうか・・・
無事できました。
午後になると雨はあがり、風はありますが晴れました。
きょうもドレッジとソリネットを実施。ソーティング作業も慣れてきました。
今回は、小さめのタコやカ二類など展示に出せそうなサイズのものもいました。
どうにか水族館まで生きていてほしいです。
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。
広島大学「豊潮丸」よる日本海ベントス・プランクトン調査・採集