2019年05月20日

豊潮丸 黒潮流域調査航海(1)航海採集日誌 1日目

  • 期間:2019年5月20日(月)~5月30日(木)
  • 場所:広島・呉~沖縄
  • 目的:黒潮流域のプランクトン・ベントス・ネクトンの分布調査
  • 担当:足立
お世話になる広島大学の練習船「豊潮丸」お世話になる広島大学の練習船「豊潮丸」


広島大学の練習船「豊潮丸」の調査航海「黒潮流域のプランクトン・ベントス・ネクトンの分布調査」に参加しています。
5月20日~5月30日 呉から沖縄までの往復です。
どんな生物に出会えるでしょう?
また、さまざまな研究者の方々が乗船されているので、いろいろお話をお伺いするのも、とても楽しみです。

きょうは広島県の呉を朝 8時45分に出航しました。
緊急時の訓練の後、船内の案内をしていただきました。

13時30分 1つ目の観測点 伊予灘でドレッジをおこないました。
上がって来た泥をふるいにかけていくと、ヤマトスナホリムシというダンゴムシのような生物が現れました。
シャーッと泳ぎ回っています。

21時30分ごろ関門海峡を通過しました。
九州西岸を南下し、種子島をめざします。 少し揺れています。






浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

RSS